log

闘うプログラマー ―ビル・ゲイツの野望を担った男達

伝説のプログラマー、デーブ・カトラー氏を中心とした初代WindowsNT誕生のストーリー。
10年以上前の本だけど、やばい、ファイルシステムが間に合わない、とか、現在開発中の"Vista"にも通じるところがあって、色あせない。
ビル・ゲイツも恐れた、猛獣・カトラー氏と「マイクロソフティ」のコントラストや、コード品質のために妥協をせず、最後まで残って泥臭いバグ取りをする、鬼軍曹・カトラー氏の現場主義がとても印象的。とてもマネできないけど。
そして、何より驚いたのは、

私:「私はその昔、デビット・カトラーさんにインタビューしたことがあるんです」
K氏:「へぇ、そうでしたか」
私:「13年も前の話です。カトラーさんはもうMicrosoftにはいらっしゃいませんよね?」
K氏:「とんでもない。今でも現役のプログラマとして、64bit Windowsのコアをゴリゴリと開発していますよ」
私:「えぇっ! あの伝説のプログラマ、カトラーさんが第一線でコードを書いているんですか!」
http://blogs.itmedia.co.jp/sowhatisit/2005/06/post_0c12.html

1942年生まれなので、63歳!?
ISBN:4822740161
ISBN:482274017X