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伊藤弘(GROOVISIONS)トークショー@名古屋造形芸術大学

美大生向けのイベントだけに、これからデザイナーになるには的な内容がメイン。
社会人10年目の僕には「面白いものを長く作って行くための、飽きないための努力」として「情報収集、面白がるスキル(を磨く)」が気になったので、具体的に聞いてみました。
答えは「意図的に見方を変える」。やはり、いつも面白おかしくやってるだけではないのですね。
最近自分は、細部の面白味ばかり見て、全体(構造的な)面白さを感じないのが気になってます。自ら視点を変える、という考え方はとても新鮮でした。

<メモ>

  • ポートフォリオが大事。自分の好きなこと/やりたいことが見えると「ヌケ」が良い。
  • 以前は(ポップアート領域で)本質的に海外と日本の差は少ないのでチャンスだったが、最近は(表面的に)似てきたのでやりづらい。
  • がんばれないのは向いていない。天才でない人なりのやり方(=徹底的に、しつこく)がある
  • チャッピーは最初タレント的なキャラで売り出したが、マネージメントが大変なので、アート領域にシフトした。

↓にもレポートがあがってます
http://yasswee.jugem.jp/?eid=466

追記(2007.1.14)

視点を変えるための訓練としていいことを教えてもらった。

大切なことは、「自分がスティーブ・ジョブズだったらどう考えるだろう」と、自分以外の人の立場になって考える習慣を身につけること。
http://satoshi.blogs.com/life/2007/01/iphone_1.html