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"藤本由紀夫展 +/−" @国立国際美術館

サウンド・アーティスト藤本由紀夫さんの展覧会に行ってきました。
美術館の遠足では、音を実際に感じる作品が多かったけど、今回は1点のみ。
以前から構想は伺っており、そのときデジタル的に作ったテストバージョンも聴いていたが、実際の作品では全く違う音の振る舞いに驚きました。音には、意識して聞いていない機材が共鳴している部分が多いのですね。
参考
http://yaplog.jp/saeki/archive/642
http://takanori52.exblog.jp/6074037/

「藤本由紀夫展 +/−」は、日常的な空間を劇場化してきたこれまでの藤本作品から離れ、楽曲と音響再生装置を用いた巨大な新作を、無機質な近代的展示空間に解き放つことによって、もう一つの藤本由紀夫の世界を繰り広げる試みです。新たな藤本作品による音場空間は、「音楽」と「ノイズ」、「集合」と「分裂」、「差異」と「混淆」といった対立する概念を立体的に感じさせることによって、鑑賞者を未知な世界へと誘うことを約束します。
http://www.nmao.go.jp/japanese/b2popup/j_pre_fujimoto.html