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みどりの窓口を支える「マルス」の謎―世界最大の座席予約システムの誕生と進化

何千本のダイヤから、矛盾なく、かつ効率を上げながら発券するのは大変なことだと思う。
残念ながら、この本では、このスゴさはよく分からない。多分、著者はコンピュータにそれほど詳しい人ではないため、筆者自身も分かっていないのだろう。
面白かったのは、昔は仕様書がなくて日立に丸投げしていたことや、近い将来は、大まかな時間で予約を取っておいて、改札を通った時点でブッキングする案がある、くらい。予想以上に乗客が多い場合は1編成の車両を増やすとか、ダイナミックにダイヤを変えたりと、まだまだ効率化の余地はあるようだ。

みどりの窓口を支える「マルス」の謎―世界最大の座席予約システムの誕生と進化

みどりの窓口を支える「マルス」の謎―世界最大の座席予約システムの誕生と進化