頭の良くなる「短い、短い」文章術―あなたの文章が「劇的に」変わる!
エッセイやBlogが上手になる文章術。タイトルは良くないが、中身はとても参考になります。
頭の良くなる「短い、短い」文章術―あなたの文章が「劇的に」変わる!
- 作者: 轡田隆史
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2005/04
- メディア: 単行本
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以下メモ。
基本は
・具体的な事柄を書き、感想や抽象的な記述は避ける
・簡潔な文章で、勢いよく書く。決まり文句、常套句は使わない。飾りたてない●パターンA
ポンと言い切り、補足する。「なぜ?」を導入して発展させる、の繰り返しex) 我輩は猫である。名前はまだない。(言い切り&補足)
(なぜならば)どこで生まれたか頓と見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している●パターンB
・いつ、どこで、だれが、何を、を記して文章の骨格を作り、
・どのように、なぜを書き加えてゆく●応用例 〜結婚式のスピーチ〜
・「ご紹介を賜りました…」等の分かりきってることは省略する
・雨の日でも「雨降って地固まると申しまして」など陳腐な引用はしない
・新郎/新婦の明るいエピソードを、自分の見聞で、一つだけ披露する(→抽象的なほめ言葉が必要なくなる)●発展
・テーマ、題材からちょっと離れてみる
ex) タイトル=「水」
×水がなければ人間は生きてゆけない → 抽象すぎ
・水そのものを考えず、水に関連のある体験などを報告するつもりで書く
・水という言葉を乱発しない
・さらに、想像を入れると文章が広がる●その他
・まず書くべき文字数を定める。与えられた文字数が、書くことのできる内容を規定する。
日頃から、字数を意識しすると、そのうち慣れていって、リズムが身につく
・締め切り時間も、文章の内容を規定する
・漢字、ひらがな、カタカナを上手く使いこなし、視覚的に鮮やかな効果を生むように
意味のない、重要ではない言葉は、ひらがなにする。