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パオロ・マッツァリーノ "つっこみ力"

つっこみ力 (ちくま新書 645)
blogの炎上がよくあるけど、身も蓋もない批判では相手も嫌な気分になるし、共感も得られない。愛をもって「つっこみ」を入れてあげましょう、と説く。

そこで戯作者の私としましては、いっそのことメディアリテラシーを日本人向けに「つっこみ力」と改名したらどうかと、ご提案するのです。そう、漫才で使うあのつっこみです。

反社会学講座はデータで世の中の常識に「つっこみ」を入れた快作だった。だが、2作目以降キレがなくなり、ついにこの本では支離滅裂・グダグダ。後半持ち直すものの、期待にはほど遠い内容だった。