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京都音楽博覧会 IN 梅小路公園

くるり,Cocco,小田和正

京都では珍しい大型野外フェスです。住宅が近く、大きな音が鳴らせないため全編アコースティックの落ち着いたイベントでした。雨さえ降らなければ、みんなでごはんを食べながらゆったりできそうなので、来年以降に期待でしょうか。
博覧会と銘打ってるだけあって、京都、US、アイルランドルーマニアと多国籍です。だけど音楽の幅はそれほど広くない気がする。Cocco小田和正を聴き、女子十二楽坊(Liadan)やカフェミュージック(ふちがみとふなとにも手を出す女の子は何となくイメージできるけど、それらの音楽のコアな部分はどれも共通な気がします。全体的に平坦というかヌルい。エッジの立った音は少ないです。
ただよかったのが、大工哲弘カーペンターズ。沖縄八重山の民謡は初めて聴いたけど、結構ソウルフル。神がかり的に大雨が降ってきてだんだん楽しくなってきた。
また、雨がやんで、小田和正が♪雨上がりの空を見ていた、と歌い始めたとき、会場がどよめいたのが面白かった。みんな「あ、このCM聞いたことある」と感じたに違いない。天気に合わせて曲を持ってくるところがうまいなぁ。