「殺し屋イチ」が好きな人とは友達になれそうな気がする。「シグルイ」は「イチ」を何倍も濃く、暑苦しくした感じの作品。全盛期の北斗の拳並みに濃い。最近は「流れ星」とか「曖昧」とか「ごっこ遊び」をしているくらい今イチオシ。 伝説の剣豪である道場主…

もったいない 「はぐ」というキャラがありながら、まともに機能するのが最後だけなのは実にもったいない。寄り道しすぎ。真山と山田の話は嫌いじゃないけど、全く「はぐ」と関係なしにトーリーが進んでちぐはぐ。もったいない。 でも 終盤、竹本が自転車に乗…

松本大洋の最新作。少し絵が変わったのか、うまく江戸の空気感を現している。原作者を得たためか、主人公の狂気とか内面の描写がほどよく抑えられてよい。エンターテイメントと芸術性が重なり合った、松本の最高傑作の予感。竹光侍 1 (BIG SPIRITS COMICS SP…

デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))作者: 若杉公徳出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2006/05/29メディア: コミック購入: 6人 クリック: 312回この商品を含むブログ (1094件) を見る意外なところで才能が開花してしまった男の話。オモシロい…

久々に休日らしい休日。ビレバン行って漫画を買い込む。へうげもの(1) (モーニング KC)作者: 山田芳裕出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/12/22メディア: コミック購入: 15人 クリック: 208回この商品を含むブログ (384件) を見る拾い物。レコードマニアと…

俺と悪魔のブルーズ(1) (アフタヌーンKC)作者: 平本アキラ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/01/20メディア: コミック クリック: 16回この商品を含むブログ (88件) を見るあまり来なかった。いちどR・ジョンソンを聞いてから読んだほうがいいかもしれない…

友人のyassweeに教えてもらったマンガが文庫落ちしたので購入。 ソウルで物事を感じる女の子に、表面だけしか見れない男が好きになる。 自分の体験にすこし重なるところがあって、甘酸っぱく読んだ（ちなみに僕の彼女はあんなに太ってないです）。一番すごい…

幸せの絶頂には、それを失いたくない恐怖が付きまどう。恐怖に飲み込まれてしまったのが、前作「ヒミズ」とすれば、本作のラストはあれで仕方ないかな、と思った。 それにしても、最後まで胸が締め付けられそうな青春の描写はすばらしかった。男子は全員マス…

愛欲にまみれる女の一生を描く長編。男から見た女の演歌のような世界を演歌たらしめないのは、何といっても画力に尽きる。絵だけでも十分詩として成り立つのだ。しなの川 (第1巻) (上村一夫完全版シリーズ)作者: 岡崎英生出版社/メーカー: K&Bパブリッシャー…

いつもイイマンガを紹介してくれる友達のおすすめ。 些細な出来事が大きな喜怒哀楽になるのは「刑務所の中」でも描かれたけど、明日にでも死が来るかも分からない極限状態では、とても持たないだろう。だが時間とともに死刑囚にも生への執着が戻ってくる。た…

花輪和一 "刑務所の前"(2) 刑務所の「前」と「中」と脈絡のなくはじまる時代劇。「前」の記述がイっちゃってて面白い 新井英樹 "シュガー" (8)

「ウイングマン」のドリームノートをほうふつさせるジャンプ直系の設定とか、子供じみとるなー、と思ったら…おもろいがな。 緊迫感のある腹芸の連続。連載でチビチビ読むより単行本でまとめて読むのがおすすめ。 http://jump.shueisha.co.jp/deathnote/ DEAT…

やっと読みました。手塚で似たような設定を見たような...

Marieの奏でる音楽 (上) (バーズコミックスデラックス)作者: 古屋兎丸出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス発売日: 2001/12メディア: コミック購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (21件) を見る本当に「π」の作者？甘すぎ。結末は蛇足じゃないかな。

質が高いSF作品。主人公の職業が宇宙のゴミを回収する仕事だったり、設定に無理がない。タバコが吸いたくてさまよう話など、細かく描かれた日常を描写とかにリアリティがある。何よりも登場人物の内面の描き方が深くて良い（決して暑苦しくない）。テーマ的…

ギリシアの歴史は無知だけど、伏線いっぱいで面白いね。続きが気になる〜。ヒストリエ(1) (アフタヌーンKC)作者: 岩明均出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/10/22メディア: コミック購入: 11人 クリック: 136回この商品を含むブログ (283件) を見るところ…

不思議系の話はパターン同じやな。最近は「陽だまりの樹」を読み返してまたハマってしまった。

若いのに少ない言葉で描写できる腕があります。始めのほうがいいね。

左為の消え方とか、北斗杯編は蛇足だとか色々難はあるけど、かなりハマります。ただ、読んでも碁は分かりません... http://jump.shueisha.co.jp/hikaru/

「ヒミズ」から入ったのですが、ギャグ結構ハマりました。

「Ｇ戦場ヘヴンズドア」とちょっと似てる青春系。途中まではかなりイイんだ。

この人は、僕らが忘れたあの頃の感覚をどうしてここまで瑞々しく描けるのか。そして、「ヒミズ」と同じく裏側に渦巻く漫然たる不安がとても怖い。

ホンモノを拾った足フェチの話とかイイ話満載。フツーの本屋じゃ売れねーな。

面白いね。みち子が怯えたり悶えたりする絵がいいね。